アジアアロワナの豆知識
アロワナの飼育方法
アロワナは全種類大型魚ですが、アジアアロワナと他のアロワナでは飼育方法に違いがあります。
こちらではアジアアロワナの飼育方法についてご紹介していきます。
水質・水温について
水質について
アジアアロワナは、幼魚時の弱さを除けば水質の適応力は高く、水質の悪化にも強いと言われています。しかし、pHの急降下により、魚鱗が欠ける症状が現れるため注意が必要です。
また、1週間に1度は水を交換してください。
アジアアロワナを飼育する水のph値は6.2~7.2くらいで弱酸性の軟水を用意してください。
ph値は市販のph調整剤で調整することができます。
水温について
水温は23~28℃くらいが適切です。※適切な水温は、水深によっても変化します。
飼育環境の水深が20cm以下であれば30度くらい、水深が20cmを越えた場合は26~28度くらいに設定するのが良いとされています。
水槽について
アロワナの種類にもよりますが、比較的小型と言われている過背金龍でも最終的には幅1500mm✕奥行750mm✕高さ600mmは必要と言われます。
ただし、成長に合わせて水槽を大きくしてあげるのがおすすめです。(はじめは600mmもしくは900mmほど)
混泳の場合はもっと広い水槽が必要です。
ろ過について
アジアアロワナの飼育には大型水槽が必要なため、ろ過は上部ろ過装置かオーバーフロー式が使われます。
※混泳で飼育される場合は、オーバーフロー式にするか、上部ろ過装置の補助として外部ろ過装置を
併用されることをおすすめします。
アジアアロワナは大型魚のため、水を汚すスピードが早く大型ろ過装置を使用しても硝酸塩の蓄積は早いです。
ろ材には目詰まりしにくいものを使用し、サンゴを1/3程入れると、pHの急降下を防ぐ意味でも有効であると言われています。
上部ろ過装置
ポンプで水を汲み上げ、水槽の上部に置いたろ過槽に汲み上げた水を通してろ過するタイプ。
安価で小型水槽のろ過装置はほとんどがこのタイプです。
外部ろ過装置
ろ過槽が水槽から離れた外部にあるタイプで、ろ過能力はそれほど高くなく、上部ろ過装置の補助として使用されるケースが多いです。
オーバーフロー式ろ過装置
水槽とは別にろ過用の水槽を用意し、ポンプを使ってこのろ過用水層に飼育水槽の水を引いてくるタイプ。
構造が複雑で、ろ材や水の量も大きくなるため重量も重くなります。
しかし、ろ過能力が高いため大型水槽ではよく使用されています。
蓋について
野生のアジアアロワナは水上の虫などを捕食するために非常に強いジャンプ力を持っています。
そのため、水槽の蓋が開いていれば簡単に飛び出してしまいます。
飼育されているアロワナは飛び出し事故による死亡が一番多い原因となります。
飼育時にはしっかりと水槽の蓋を閉め、さらに重石になるを蓋を固定して蓋が開かないようにご注意ください。
照明について
アジアアロワナは魚体が美しいため、その魚体の鮮やかさをより楽しめる照明水中蛍光灯が好まれています。
水中蛍光灯は、体全体に光が当たることにより、より色を強調できる照明です。
混泳について
複数の魚を同一の水槽内で飼育することを「混泳」といいます。
※アジアアロワナは非常に気性の荒い種であるため、アジアアロワナ同士を同一の水槽内で飼育することはあまりおすすめではありません。
混泳する場合はアジアアロワナに危害を加えない大人しいものを選ぶ必要があります。
- 生活域の異なる種:淡水エイやシャベルノーズキャットなど
- 大人しい種:ガーパイク、オスカーなど
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